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股関節の症状でお困りの方へ

最近Wellで担当するお客様の症状で多いと感じているのが『股関節の痛み・違和感』

実は私の母親も股関節の症状を抱えた一人です。

小さい頃に股関節脱臼をしており、臼蓋形成不全を指摘されていました。徐々に痛みを訴えることが多くなってきて、股関節だけでなく膝や腰にまで症状がでていました。しかし、


『まだ我慢できるから』
『子供がいるから手術はまだ・・・』
『人工関節にしたら20年くらいしかもたないからもう少しあとで・・・』

様々な理由から、痛みを我慢して生活をしていました。

結局50代になり、痛みも耐えられなくなり手術を決断したのですが、その時見たレントゲンは、股関節だけでなく、膝や腰にも変形が出ている状況でした。こんなに変形する前にどうにかできなかったのかな・・・と思う複雑な気持ちでした。

病院でも様々な方を見てきましたが、軽症の方はリハビリでの改善が早いのですが、変形が進行してしまった方は、痛みとうまく付き合いながらのリハビリになります。変形が進行してしまうと、変形を治すことは手術でしかできません。

私の母も早いうちにリハビリを受けられていたらもう少し楽に過ごすことができたのでは?と感じています。だからこそ、症状が進行していない軽症のうちから、対策が重要だと感じています。

今回のブログは、ちょっとした『股関節の違和感や痛み』で不安を感じている方のために役にたつ内容になると嬉しいです。

股関節ってなんで痛くなるの?

股関節ってそもそもどんな関節か知っていますか?

股関節は、太ももの骨である大腿骨と寛骨と言われる骨盤の骨からなる関節です。

大腿骨頭(大腿骨の頭の部分)はボールのような形をしており、寛骨には寛骨臼と言われる受け皿となるお椀のような形の関節です。¾は関節を包み込むような形状となっており、さらに寛骨臼の周りは関節唇と言われる組織で大腿骨頭を吸盤のようにカバーして、安定した動きが出せるようにしています。

球状の関節であり、曲げ伸ばし、捻るなど可動範囲はとても大きいです。

股関節には体重を伝達する役割があり、移動する際や日常生活の動作(しゃがんだり立ち上がったりする際の動きなど)に貢献しています。

股関節は、関節の中でも一番大きな関節であり、カラダを支える荷重が常にかかり続けています。両脚で立っているだけで、体重の30〜40%の負荷がかかり、歩くとなると、体重の3〜4倍の負荷がかかると言われているのです。

股関節の痛みや違和感は、関節に負担がかかり続けることが原因となっていることがほとんどです。中でも、股関節の軟骨に負担がかかり続けて、すり減っていき、骨同士がぶつかって変形していく、変形性股関節症がとても多いと言われています。股関節痛で受診する方の6割近くは変形性股関節症であると言われている文献もあります。

この変形性股関節症ですが、変形してしまった骨を元の状態に戻すことはとても難しいです。初期に気づき、早めに対策ができれば、症状の進行を予防したり、遅らせたりすることができる可能性があります。

しかし、この変形性股関節症は、初期の症状は軽いため、ことの重大さに気づきにくく、放置をしていた結果、気づいたら変形が進行してしまっていたという方も多くいらっしゃいます。

初期に対応することがとても重要なのです。今回は、股関節の痛みの原因として最も多い、『変形性股関節症』を中心にお話しをしていきます。

変形性股関節症について

変形性股関節症は、日本での有病率は1.0~4.3%で、120万~510万人になると言われています。

原因不明の『一次性』、骨格異常で起こる『二次性』があります。日本ではもともと股関節の形に異常がある(寛骨臼の被りが浅い)「二次性」が8割以上と言われ、女性が多いとされています。

  1. 加齢や運動不足による股関節の機能低下(筋力の低下など)
  2. 体重増加や仕事や活動量の増加
  3. 姿勢不良や関節異常など

様々な要因から関節の負担が増加して、関節の軟骨の一部である関節唇が損傷、関節唇損傷が進むと、骨の表面の軟骨が痛み、骨膜が剥がれ、骨を傷つけ変形が起こっていきます。

このように徐々に進行していく変形性股関節症ですが、変形の進行度合いはレントゲンで4つに分類されます。

<前股関節症>

これは関節の隙間自体は確保されているので、もしかしたら病院でも問題ないと判断される方もいらっしゃるかもしれません。

痛みがひどいわけではないけど、股関節に時々違和感やちょっとした痛みがで始めたばかりの方です。負担をかけ続けるような、長時間の歩行などで足やお尻の重だるさが出るけど休むと楽になるというのも特徴です!休むとよくなるので、あまり問題視せずに進んでしまうことが多いですが、ここで対処し始められた方はラッキーです!股関節の変形は進行していないので、関節の動きを確保しながら今後も生活をすることができるでしょう!

<初期>

徐々に軟骨に負担がかかり始めて、関節の隙間が少し狭くなっているものの、まだ保たれています。軟骨自体はなかなか、再生しない組織であると言われていますが、この隙間がまだ確保されているということは、関節の動きも確保することができます。

動き始める時に痛みや動きの硬さを感じるけど、徐々に動くと楽になります。

普段の生活では支障をきたしにくいのですが、深く曲げると痛みが出ることがあります。

<進行期>

ここまでくると、関節の隙間はかなり狭くなり、関節の受け皿である臼蓋には骨棘と言われる変形もできて、大腿骨も変化がみられて、動きも制限されるようになってきます。

動くたびに痛みが出て、椅子に座っているだけでも痛みがでる時もあります。

ここまでくると手術も選択肢の一つになってきます。

<末期>

関節の隙間はほとんどなくなっており、臼蓋も大腿骨も変形してしまっており、何もしない状態でも強い痛みを感じ、夜も痛みで眠れないなど、痛みに悩まされるでしょう。

日常生活で動かす際にも大きく動きが制限され、支障をきたしてしまいます。

このまま放置すると、他の関節にも、痛みを生じるリスクがかなり高くなります。

痛みとともに生活をしていくか、ここまでくると手術が第一選択肢になっていきます。

変形の具合や症状の度合いなどで『保存療法』『手術療法』の選択肢があります。

前股関節症、初期に関しては、保存がほとんどですが、

進行期〜末期にかけては、手術が適応になってきます。

進行してしまった骨は元に戻ることはありません。

前股関節症〜初期の股関節症に関しては、まだ関節のスペースが保たれていることが多く、症状を改善したり、進行を遅らせることが出来る可能性があります。

重症度チェック!自分の症状は病院にいくべき?症状でわかる判断基準

今後進行すると手術になっていくかも・・・なんて想像すると、早くみてもらわなきゃと思う反面、逆に手術と言われるのが怖くて病院にいきたくないと思って躊躇してしまうこともありますよね。

今、どのような症状でお悩みですか?『症状』『関節の動き』『脚長差(足の長さの左右差)』の項目で、どのくらい進行しているのか判断することができますので、参考程度にチェックしてみてください。

症状チェック

関節の動きチェック

脚長差(足の左右差)チェック

症状や関節の動き、いくつ当てはまりましたか?

①〜⑤にいくにつれて症状がひどくなっている可能性があります。

数が多い人、⑤の症状がある方は、病院にいくことをお勧めします。

また、足の長さチェックで一つでも当てはまるかたは、変形が進行して足の長さが変わってしまっている可能性があります。早めに病院でレントゲンをチェックしてもらうようにしてください。

また、下記の症状がある方は必ず病院を受診してください!

ひどい炎症が起こっている可能性があります。痛みを我慢してもいいことはありません。

要注意

病院選びのチェックポイント


やっぱり病院行った方がいいのか・・・と思ってもいざ、病院を探し始めても、どの病院にいけばいいのか迷いますよね。どんなことを参考に病院を選んでいけばいいのでしょうか?

①医師の専門分野を確認する

整形外科の医師といっても、それぞれ得意分野があります。

股関節を専門に扱う医師と、そうでない医師とでは、同じ症状や画像で判断できる細かさや説明のわかりやすさなども違います。股関節を専門分野に扱う医師がいる病院があれば、そちらを選択されるのが良いでしょう。

近くの病院を探したけど専門の方がいない・・・という方もいらっしゃるかもしれません。

その場合は、近くの病院に提携先の病院があるかどうかも確認してみましょう。

基本的には、いい医師ほど、自分の専門外の症状の場合は、頼れる専門医に判断を委ねます。自分ではなかなか調べられなくても、紹介をしてもらえる、相談しやすい医師であれば、専門ではなくても安心です。

②知り合いに話を聞く

調べることも大切ですが、実際に診察を受けた方の印象は一番正直です。

お知り合いに相談すると、自分はかかったことがなくても、家族や知り合いで病院にかかったことがある方がいらっしゃると思います。どのような先生が診察をしているのか、実際に診察を受けたことがある方の印象を聞くことが、行くかどうかを決める判断基準となります。もちろん人によっては良いと感じた病院も、自分には合わないと感じることもあるかと思いますが、まずは周囲の方に相談してみてはいかがでしょうか?

③リハビリがあるかどうか確認する

変形性股関節症の痛みを改善したり、進行を遅らせるためには、痛みの原因となっている筋力の弱さや関節の動きを改善していくことが重要です。正しい運動療法に加え生活指導などを受けた方の方が、身体機能の維持、改善が認められる可能性が高いということが、文献上言われています。

病院によっては、理学療法士によるリハビリが積極的に行われている病院と、医師の診察や薬や湿布などの対処療法と電気や超音波などの物理療法と言われる器具で対処するだけの病院があります。

診断を受け、痛みを薬や湿布で抑えるだけでは、一時的には痛みは治るかもしれませんが、結果的に痛みを繰り返してしまうことが多いです。専門的な知識を元にリハビリを行ってもらい、どのように生活をすると痛みが改善するのか、カラダを痛めない運動の仕方を指導してもらうことが、手術を回避する方法となります。カラダのSOSサインを見逃さず、早めに対処することが、今後の人生を左右します。

病院に行くのはやっぱりハードルが高いと思っているあなたへ

病院にいくべきかもしれないけど、まだ、症状も軽いし、大丈夫かな・・・

病院探したけど結局どこいけばいいかわからなくって面倒になってきた・・・

仕事があるから、病院にいく時間もなかなか取れない・・・

病院行ってどう説明したらいいかわからない・・・

病院でなんて言われるかわからないから怖い・・・

様々な理由から、病院にいくのを躊躇してしまっている方も多いのではないでしょうか?

病院はまだちょっと勇気が出ない・・・

そんな方は、まずはうちでカラダチェックを受けてみませんか?

病院勤務経験10年以上のスタッフが、あなたのカラダの悩みをお聞きして、今の状況から必要な改善方法をお伝えします。

・なぜ痛みが出ているのか、

・どのようなことが負担になっているのか

・どのようにしたら痛みが改善するのか

・必要なカラダケアやエクササイズを実施

・生活上の注意やセルフケア、エクササイズの方法をお伝えします。

初回の流れの詳細はこちらから

https://well-physio.com/treatment/

万が一、病院受診が必要な場合は、股関節の専門医のいる病院と提携しているので、専門の医師を案内いたします。

『病院に行っても、どのような手順で診察したらいいのかわからない・・・』

『医師に何を伝えたらいいのかわからない・・・』

『リハビリもどのようなリハビリをされるのか不安・・・』

わからないこと、不安なこと、私たちがお悩みをお聞きして、必要であれば、病院の医師やリハビリスタッフに状況を伝えて、安心して受診していただけるようにご案内いたします。

もし、来店にあたってわからないこと、不安なことがあればLINEでお気軽にご相談できます!また、LINEにご登録いただくと初回限定のクーポンをプレゼントいたします。ぜひご登録お願いします。

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