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鹿児島マラソン挑戦記

2026年3月1日、日曜日。
世界的なメジャーマラソンの一つ「東京マラソン」が開催された同日、私たちは鹿児島マラソンに参加してきました!!

サロンに通ってくださっている皆さんに、私たちの活動の一つとしてご報告させていただきます

日頃みなさんにカラダについてお伝えする立場ですが、今回は私たちが頑張る番です。

私たちの取り組みが誰かの挑戦の背中をそっと押せるように。そんな思いを持って、今回もチャレンジしてきました。

人生2度目のフルマラソン挑戦

昨年11月、人生で初めてフルマラソンに挑んでから、あっという間の3ヶ月。

「次はもう少し速く走りたいね」ではなく、私もスタッフの櫻井も、それぞれ自己ベストの目標を高く設定しました。

今回は“楽しむ”というより“挑む”大会。

スタートラインに立つ前から、自然と背筋が伸びるような緊張感がありました。

練習中にまさかのランナー膝に

福岡マラソン後、サブ3.5に向けてランニング計画を組み直し、走るだけではなく、カラダの土台を固めるトレーニングも取り入れながら準備を進めていた12月中旬。

「よし、順調」と思っていたタイミングで、まさかのランナー膝になりました。

走れることは走れる。でも、同じ動きを続けるほど、右膝の外側がジワッと熱を持ってくる。痛みが鋭くなる前に「このまま行ったら崩れるな」と分かる、あの嫌な予感。

フォームをいじれば一時的に楽になる瞬間もあるけれど、結局どこかにしわ寄せがいくんだなと実感しました。

やはり筋力の左右差や土台が追いついていないと、フォームだけではどうにもならないんだなと。改めて、それを体で思い知らされた出来事でした。

症状が落ち着いて走れるようになったのが1月中旬。思った以上に治らず、正直焦っていました。

だけど「できることをやる精神」で、走れない期間は土台づくりに集中。体幹をメインにトレーニングを続けました。ようやくランニングを再開できたのが、1月中旬。

そこから鹿児島までの時間は、短いけど緊張と不安が入り乱れる濃い時間になりました。

練習不足…
不安の残る中での挑戦にドキドキ

大会まで約1ヶ月半。
どう体を仕上げるか。怪我を再発させずに、目標達成に向けてトレーニングを積めるか。

走りながら、頭の中ではずっと自分と会話していました。

「このペースなら膝は大丈夫そう?」

「今、少しスピード上げすぎじゃない?」

…こんなやり取りをしながら(笑)

毎日、カラダと対話しながら、少しずつ負荷を上げていく。

練習量だけで押し切るんじゃなくて、“崩れないギリギリ”を探りながら進む感覚でした。

その分、ケアはいつも以上に徹底。

交代浴、マグネシウムクリーム、ストレッチ、リリース。自分の持てる知識を、自分に最大限使って、練習と回復のバランスを取り続けました。

大会2週間前。

「練習量は十分じゃない」その現実は変わらない。

それでも、不安があるからこそ、当日は余計なことをしない。淡々と、“やるべきこと”をやり切ろう。そう自分に言い聞かせていました。

準備を進める中で、ふと、応援してくれる皆さんの顔が浮かぶ瞬間があります。「見てくれている人がいる」そう思えるだけで、背中が少し押される。そして、挑戦を宣言することで自分を奮い立たせる。

逃げ道を消して、前に進むために。

大会当日|スタートを切ったら言い訳しない

当日は快晴。スタート前の空気はチョー気持ちいい。

ただ、気温は20度を超える予報で、日差しが強い。「これは後半にくるな…」という予感はありました。

私はサブ3.5、櫻井はサブ4。

目標タイムを宣言して挑むレースは、やっぱり独特の緊張感があります。

号砲までの数分が長い。そして、トイレが近くなる(笑)

心拍が上がるのを感じながら、何度も深呼吸して落ち着かせる。そして、スタートラインを越えた瞬間に、スイッチが切り替わりました。

もう、言い訳はしない。

暑いとか、練習不足とか、そういうことも全部含めて“今の自分”で走り切る。
やることはシンプルに、ペースを刻むだけ。

フォームも大事、土台はもっと重要

【レース序盤】

走り始めは、意外なくらい快調でした。

スタート前に固まっていた体が、数キロ走るうちにほどけていく。周りの足音、沿道の声援、街の空気。レースのリズムに体が乗っていく感じがありました。

私の場合、スタートから5kmまでは整える時間です。
ペース、呼吸、着地の感覚。ひとつずつ確認しながら、ランニングのリズムを作っていきます。

体幹が抜けると脚に負担が集中する。
左右のバランス差があると、同じ場所にじわじわストレスが溜まっていく。

逆に土台が整っていると、多少の想定外があっても崩れにくい。だからその日の体の状態に合わせて、使い方を微調整しながらはめていく感覚があります。

(かなり主観的な話ですが、これが意外と大事で。ここが決まると、その後の42.195kmがガラッと変わります)

「よし、今日はハマった」
そう感じたら、あとは全集中。

スタート前には櫻井さんに「今日は給食にも目もくれず、ひたすらペースを刻むから」と宣言してましたが…。

蒸気屋ドーナツ

蒸気屋のドーナツ

軽羹(かるかん)

さつま揚げ

冷凍マンゴー

※画像は鹿児島マラソンHPより引用させて頂きました☺️
https://www.kagoshima-marathon.jp/about/course/course-supply.html

まさに鹿児島名物のオンパレード。
どれも美味しそうですよね〜😭

美味しそうな給食の数々を横目で見ながら、内心は「うわ、食べたいな〜」でした(笑)

でも、今回は記録のために我慢。迷った瞬間にリズムが崩れるのが一番怖いので、視線を前に戻して淡々と刻む。

【レース中盤】

その甲斐もあって、25kmまでは予定のペース戦略通り。

…だったんですが、ここから鹿児島の太陽が本気を出してきます。

時間とともに気温が上がり、日差しがじわじわ体力を削っていく。

給水のたびに水を体にかけて体温を下げながら、なんとかペースを維持。それでも30kmを超えると、呼吸が一段階荒くなってくる。脚も同じリズムで動いているのに、重さだけが増していく。

頭の中で「あと12km」が「まだ12km」に変わる瞬間がありました。

【レース終盤】

38km時点。気づけばサブ3.5のペーサー集団に吸収されていて、必死でついていく展開。

離れそうになるたびに「絶対に自分に負けない」と言い聞かせながら、前の背中だけを追い続けました。

もう雄大な桜島も、応援も、見えているのに入ってこない。

世界が狭くなって、聞こえるのは周りのランナーの呼吸と足音だけ。

あと2km。
最後は、持てる力を出し切るつもりで集団の前に出てラストスパート。

長島に続いて、櫻井も必死の走りで駆け抜けてました〜

なんとか2人とも目標達成✌️

結果として、私も櫻井も、目標を達成することができました。

ゴールした瞬間は、嬉しいというより「終わった…」が先に出る感じ。

脚はパンパンで、汗で濡れた体が、風に当たった瞬間スッと冷えていくのが分かりました。

ゴールの余韻を感じていると、じわじわ湧いてきて、気づいたら久しぶりに一人で嬉し泣きしていました。高校野球の頃を思い出す、久しぶりに出し切った感覚。

(誰にも気づかれてない…はず。たぶん。)

怪我で走れない期間があったこと。

練習不足の不安が消えなかったこと。

暑さで追い込まれた後半。

それでも、土台づくりとケアの徹底で、最後まで崩れずに走り切れた。この事実が、今回いちばん大きな収穫でした。

怪我をして気づいた今回の挑戦

今回の挑戦を通して、改めて思ったことがあります。

頑張れる人ほど、気合いや根性で乗り切ろうとする。私もまさにそうです。

でも今回、ランナー膝になって初めて、はっきり分かったことがありました。

本当に大事なのは、立ち止まって「今の自分の体」を知ること。

そして、無理に上積みするのではなく、土台を整えること。

フォームは工夫すれば変えられる。

でも、土台(柔軟性・筋力・左右差のバランス)が整っていない状態で頑張ると、どこかで必ずツケが来る。逆に土台があると、暑さや練習不足みたいな想定外があっても、崩れにくい。

今回の鹿児島マラソンは、そのことを体で教えてくれました。

これはマラソンに限らず、スポーツを楽しむどの年代や競技にも共通することだと思います。

テニスやゴルフ、ランニング、水泳など個人競技であれば尚更のことです。

「楽しみたい」

「記録を伸ばしたい」

そう思う気持ちが強いほど、つい無理をしてしまいがちです。

だからこそ、日々「張りや重さが抜けない」「左右差を感じる」「眠っても回復した感じがしない」

もしそんなサインがあるなら、それは頑張りが足りないのではなく、体が出しているメッセージかもしれません。

私たちはこれからも挑戦を続け、その中で得た学びを、皆さんの体づくりに還元していきます。

いつも応援してくださって、本当にありがとうございます。

PS

ちなみに今回も、走った後はすぐに回復モードへ。
運動後の補給と、交代浴(温泉→水風呂)と、マグバームはやっぱり頼れるセットでした。
翌日の筋肉痛は来ましたが(笑)、回復の立ち上がりは明らかに違いました。

私のおすすめリカバリーは、この3点セットです。

  • 交代浴(温浴3分 → 冷浴1〜1.5分 を×5セット)
  • マッサージガンでケア(気になる部位を中心に)
  • セルフマッサージ+マグバーム(仕上げに塗っておくと翌朝がラク)

※体調や持病によっては負担が大きいこともあるので、無理のない範囲で行ってくださいね。

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