皆さん、こんにちは！
Physio salon Wellの長島です。
先日、2024年11月10日に開催された「福岡マラソン2024」に参加してきました！
今回、私はサロンに通われているお客様の怪我からのランニング復帰のサポート帯同として参加。そして、出場したカテゴリーは「ファンラン」という枠で、天神〜福岡市博物館の約5.2kmを走るという、ランニング初心者の方でもチャレンジしやすいコースでした。
私は初めて福岡マラソンに参加したのですが、想像以上の参加数に圧倒されました💦
それもそのはず、後から調べてみると今年は過去最多の参加人数だったようで…
・フルマラソン 約1万4千人
・ファンラン 約1800人
・車いす競技 約10人
スタート地点の天神に約1万6千人も集まっており、当日の会場はランナー達の熱気に包まれていました。
スタンバイ時間が早かったので、スタートブロック地点には7時50分には到着。
スタート時間が近づくにつれて、周りのランナーの方々もそわそわww
今回サポートさせて頂いたお客様からは「時間内に走り切れるやろうか…」「一番最後やったら、どうしよう…」と心の声も漏れ出ており、緊張と不安が入り混じってました。
さぁ、いよいよスタート！！
8時20分。
いよいよ待ちに待ったスタートの合図！
「On Your Marks（オン・ユア・マークス）」「パーン🎉」
高島市長の号令とともに一斉にランナーがスタート！！
各ブロックごとに集団が少しずつ前に進み始め、
スタートラインが近づくにつれ、
周りがどんどん駆け足になりペースアップ🏃♀️🏃♀️🏃♀️
8時34分。
いよいよスタートラインを通過！！
朝早いにも関わらず、沿道には多くの応援サポーターの方々が「頑張って〜」「最後まで走りきれー」「自分に負けるな〜」など多くの歓声に包まれており、応援パワーをもらった私たちは、ゴールに向かう足が軽くなっていました。
スタート時の興奮が冷めやらない中、周りを見渡すと様々なコスチュームを着たランナー集団が目の前に出現。「ピクミン」「ちいかわ」「ウォーリー」「うまかっちゃん」などなど、まさに仮装大賞のような光景にワクワクしながら、走る速度も自然とテンポがあがり、序盤は少し飛ばしすぎてしまいました💦
仮装大賞の様子は後ほどお伝えしますねww
興奮し過ぎた序盤戦
9時02分 3km地点を通過。
スタートの興奮でテンポが上がりすぎていたので、少しペースを落としながらも、いつもより良いリズムで快走。
いつもなら、疲れが見えてくる3km地点でしたが、お客様の調子が本当に良かった。きっと応援の方々からパワーを貰ってるんだなと実感しながら、ゴールの博物館を目指しました。沿道の皆さん、本当にありがとうございました〜
最後の力を出し切って！！
ゴールまでラスト1km。
那の津通りを右に曲がり、よかトピア通りに。
あとは目標タイム（50分以内の完走）を切れるかどうか、
残っている体力を振り絞ってラストスパート！！
スピードがあがり、「ハァハァ」と息遣いが荒くなり、肺も体もきつい状況。
麻痺のある足が遅れてきつつも、最後の力を振り絞って、前へ前へ。
「ゴールまであと少し！」
「頑張れー！！」
「走り抜け！！」
ゴール前に近づくほど、より多くの歓声が聞こえてきました。
その応援がお客様の背中を押しているように感じ、
ゴール直前つい目頭が熱くなってしまいました。
そして、いよいよゴールへ。
記録は49分12秒！目標達成！！
無事に怪我もなく、ゴール！！
記録は「49分12秒」と、目標の50分以内を見事達成！！
スタート前の「タイムリミットに間に合わなかったら、どうしよう…」という不安は、何だったのかと思うほど、見事なランニングで目標を達成することができました。
本当にお疲れ様でした！！
歩きもままならなかった手術後から2年が経ちましたが、
見事マラソン復帰を果たしたお客様。
そのバイタリティと、日々の努力が実を結んだ今回の福岡マラソン。
ゴール後は、一緒に福岡マラソンに参加した当サロンのスタッフや、病院時代のリハビリの先生方と一緒に完走を喜び合いました。
「いや〜キツかった」「でも、気持ちいい！！」と仰っていたお客様の表情は、
最高の笑顔に満ち溢れていました。
「動けるカラダ」で人生を楽しむ！！
今回、私は首の大怪我からのマラソン復帰という役目を頂き、お客様をサポートさせて頂きました。
誰もがスポーツ復帰を諦めかけてしまうような大怪我から、「もう一度以前のように動けるようになりたい！」との一心でリハビリとトレーニングを続けてきた結果が、医師も驚くほどの回復を遂げたのだと思います。
奇跡のような劇的な改善は、お客様が1日1日を積み重ねた努力の賜物です。
時には、弱音も吐きたくなったこともあったと思いますが、それでも着実にできなかったことが、できるようになっていく光景は、リハビリ以外の自主トレもしっかりこなしてきたのだと思います。
今回、私はこのような貴重な機会に携わることができ、人間の持つカラダの可能性と、諦めない気持ちの大切さを改めて強く実感しました。
そして、同じような悩みを抱えている方には、「私には、もうできない…」と諦めてほしくない。
もっと「動けるカラダ」で人生を楽しんでほしい！…と願っています。
福岡マラソンは終了しましたが、僕らの挑戦はまだこれからです！
今後も引き続き、皆さん応援よろしくお願い致します！！
PS：勝手に仮装大賞ベスト🙌
第1位「うまかっちゃん」の仮装で走るランナ
第2位「ウォーリーを探せ」の仮装で走る女性ランナーグループ
第3位「ちいかわ」の仮装で走るカップルランナー
執筆・監修
