裏テーマは「2人の挑戦」
皆さん、こんにちは!
フィジオサロンの長島です。
先日、お客様と一緒に糸島にある十坊山に行ってきました⛰️🌿
突然ですが、皆さんはこの山の名前、読めますか?
「十坊山」……じゅうぼうやま? とぼうやま?
実はこの山、「とんぼやま」と読みます☺️
一度聞いたら、すっと記憶に残る親しみやすい名前ですよね。
そしてこの山の魅力は、名前だけではありません。
比較的登りやすい「初心者向けの山」としても知られていて、登山が久しぶりの方や初心者の方にも人気なんです。
さて、今回の登山イベントは、ただ山に登るための企画ではありませんでした。
僕の中には、ひとつ大切な“裏テーマ”がありました。
それは、とあるお二人の「挑戦」を応援すること。
体の不安を抱えながらも一歩を踏み出してくれた、その挑戦を支えたいと思って企画しました。
なぜ、“ゆる登山”を企画したのか?
日々お客様と向き合う中で、僕たちがずっと考えているのは「動けるカラダとは何か?」ということです。
その人のライフスタイルや体の状態に合わせて、施術や運動を“続けられる形”にすることを大切にしています。施術やエクササイズで体を整えるのはもちろん重要ですが、その状態を長く保つには、日々の生活の中で「動く習慣」が欠かせません。
ただ、運動は「やらなきゃ」では続きにくいですよね。
僕自身もこの仕事をしていなければ運動不足になっていると思うほど、習慣化の難しさを感じています。続ける鍵は義務感ではなく、『楽しい』『気持ちいい』と体が感じる体験。
だから今回は、痛みや不調を乗り越えた先の『やってみたい』を応援するために、辛さより楽しさを大事にした「ゆる登山」を企画しました。
「がんばる登山」ではなく、会話できるペースで休憩もしながら、自然の中を気持ちよく歩く、まさに「ゆる登山」です。
この体験が、きっと「また動いてみよう」という気持ちにつながる。
そんな入口になればと思っています。



十坊山で起きた2人の変化
当日の十坊山はお天気にも恵まれて、新緑と木漏れ日がとてもきれいでした。歩きはじめると自然と呼吸が深くなって、木々の匂いや鳥のさえずりが近く感じられる。そんな朝でした。
腰痛が怖くて一歩踏み出せなかったRさん
集合場所に到着したとき、Rさんは少し緊張した表情でした。
これまで何度もひどい腰痛を経験されていて、“また痛くなったらどうしよう”という怖さが残りやすい。腰痛を繰り返す方にとって、運動を始めるときの一番の壁になりがちな部分です。
だからこそ今回は、Rさんにとって「ドキドキの挑戦」だったと思います。
私もその気持ちに寄り添いながら、安心して一歩を踏み出せるペースと休憩を意識して歩きました。
実際に歩き始めて印象的だったのは、Rさんの表情が少しずつ柔らかくなっていったこと。
私はRさんのすぐ後ろを歩いていたので、その変化にすぐ気づきました。最初は足元を見ながら慎重に進んでいたのが、徐々に周りの景色に目を向けるようになって、会話もしながら、着実に歩を進めていく。そんなご様子でした。
T・Rさんの感想がこちら👇
先生方のサポートのおかげで安心して参加でき、お天気も最高でした。登れるかどうか不安もありましたが、スタッフの皆さんのきめ細やかなサポートのおかげで、何とか皆さんと一緒に行動できました。新緑と木漏れ日の中を歩くのはやっぱり最高でした😊
登山を終えて、こちらの感想をいただけたことが、とても嬉しかったです。
腰痛への怖さを抱えながらも挑戦し、その怖さが少しずつ「体を動かす楽しさ」に変わっていく様子を目の前で見られたことが、何よりの成果でした。
そしてもう一人、別の“不安”を抱えていたNさんにも、同じように小さな変化が起きました。
体力に自信が無かったNさん
Nさんは事前に「体力が心配です」と話していた方です。
サロンに通われる前は疲れが抜けにくく、「最近体力が落ちてきたかも…」という感覚もあったそうです。そこで体を整えながら、運動習慣づくりとしてウォーキングをスタート。少しずつ体力がついてきたタイミングで「一度、登山にも挑戦してみよう」という流れになりました。
実はNさんには新しい目標もできていて、それが英彦山(1,199m)。福岡と大分の県境にある、日本三大修験の山のひとつで、体力も筋力も必要なハードな山です。「いつか登ってみたい」と話してくれていました。
当日は中腹までは順調でしたが、山頂に近づくにつれて斜面が増え、足元の踏ん張りも必要に。表情も真剣になり、最後は「もうひと踏ん張り…!」と力を振り絞って登っていました。
F・Nさんの感想がこちら👇
体力の無さを実感しました。ゴール間際は体力ぎりぎりでした…でも年上の先輩方がたくさん登山されているのを見て刺激を受けました。がんばろうと思いました。一人では少し不安で出来ない事も、イベントに参加する事で、その一歩が踏み出せました。そして、何より今回の登山に挑戦できた事が一番です。頂上からの景色と美味しいコーヒーが最高でした。
Nさんの「挑戦できたことが一番」
この言葉がすべてだと思います。運動習慣の入口って、完璧にできたかどうかよりも、「一歩踏み出せた」実感から始まることが多いからです。さらに、“自分よりはるかに年上の先輩方が登っている姿”が、自分を奮い立たせてくれて、次の運動や活動の意欲にもつながっていく。「自分も負けていられないな」ってね。
これってすごく自然で、でも大きい変化だと思います。僕らが運動の必要性を伝えるよりも、とても影響が大きいですよね。



不安が前向きに変わった「環境」と「関わり」の力
今回の登山を通じてRさんとNさんの変化を見て、運営側として改めて確信したことがあります。
それは、「不安がなくなったから動けた」のではなく、不安があっても動ける“環境”があったから変われた、ということです。
RさんもNさんも、最初はそれぞれ不安を抱えていました。
でも、仲間と一緒に歩いて会話が生まれて、「大丈夫?」「あと少し!」と声をかけ合えるだけで、気持ちの緊張が少しずつほどけていく。
そして、いつもの自分より少しだけ頑張れる。不安が消えるわけではないけれど、不安を抱えたままでも進める空気ができていくんですよね。
特にNさんの「年上の先輩方が登っている姿に刺激を受けた」という言葉は印象的でした。
「自分より年上の方が登っている」という事実そのものが、「自分も負けていられないな」と背中を押してくれる。
これは一人で黙々と運動しているだけでは、なかなか得られない感覚だと思います。
登山って不思議と、知らない人とも会話が生まれる場所なんですよね。
初めて会った方でも、山では自然と挨拶が交わされて、ちょっとした会話の中で知らないことを教えてもらえる。それがまた楽しい。
今回の十坊山は、そんな「関わり」と「環境」の力を改めて感じた一日でした。



次はあなたと一緒に
Rさんも Nさんも、最後は「また登山があれば参加したい」と話してくれました。
不安があった人ほど、一歩踏み出せた時の喜びは大きい。今回それを改めて教えてもらいました。
Wellでは今後も、体を動かす“きっかけづくり”として登山イベントを続けていく予定です。
- 9月上旬 :ゆる登山(福岡市内を予定)
- 11月15日 :平尾台
次回のイベント案内は、公式LINEで先行してお知らせします。
「気になるけどまだ迷ってる」という方も、まずはLINE登録だけでも大丈夫です😊
また、登山後の腰や膝の違和感、疲れが抜けにくいなどが気になる方は、体の使い方や負担のかかり方をチェックすることもできます。無理に頑張る前に、今の体の状態を知ることは大きな安心につながります。次は、あなたと一緒に。「やってみたい」を叶える一歩を、また一緒に作っていけたら嬉しいです⛰️🌿
